新しいチャレンジを止めない。
「革新のために、壊して創る。」
に込められた
デザイン組織の想いとは

DeNA Design Strategies Office Portfolio

渡辺 義久・竹尾 太一郎

DeNA Creators Interview!今回お話をお伺いするのは、DeNA デザイン戦略室のポートフォリオサイト「DeNA Design Strategies Office Portfolio」を手がけた、 デザイン戦略室 クリエイティブマネジメントディレクターの渡辺 義久さん、デザイナーの竹尾太一郎さんです。
2016年9月「革新のために、壊して創る。」というメッセージと共に、デザイン戦略室のポートフォリオサイトがリニューアルしました。2013年には、「“個”で勝負できるクリエイターは、強い」というメッセージを打ち出していたデザイン戦略室ですが、このタイミングでメッセージやデザインを変えたことに、どのような意味や想いがあったのでしょうか。お話をお伺いしました。

Interviewee Profile

渡辺 義久(Watanabe Yoshihisa)

DeNA デザイン戦略室 クリエイティブマネジメントディレクター
2012年 DeNAに中途入社。現在はグループリーダーとしてデザイン戦略室のマネジメントやブランディング、クリエイティブディレクションに従事する。

竹尾 太一郎 (Takeo Taichiro)

DeNA デザイン戦略室 デザイナー
2015年 DeNAに中途入社。オートモーティブ事業、スポーツ事業、コーポレート事業などにおける様々なデザイン業務に従事する。

「DeNA Design Strategies Office Portfolio」とは

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DeNA デザイン戦略室のポートフォリオサイト。 デザイン戦略室で活躍しているクリエイターや、開発・制作しているプロダクトをご紹介しています。

[DeNA Design Strategies Office Portfolio]

クリエイティブの力で新たなビジネスを切り開くのが
僕らのミッション

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DeNAの“デザイン戦略室”とは、一体どのような組織ですか。

渡辺さん: DeNAのデザイン戦略室とは、各種事業における サービスのユーザーインターフェイス設計、広告、コミュニケーションツールの作成、ブランディングなどの「デザイン業務全般」と、 お客様とサービスが交わるポイントにおける「UX設計」や「エンジニアリング」を武器に、思考・制作するクリエイティブチームです。

おふたりは普段、どのようなお仕事をされているのでしょうか。

渡辺さん: マーケティング領域におけるクリエイティブの品質管理、グループメンバーのプロジェクト推進、マネージメントやクリエイティブをきちんと評価し、振り返ることができるような仕組み作り等を行っています。
また、僕がマネージャーを務めているデザイン戦略室の第四グループには、クリエイティブディレクター、ディレクター、デザイナー、エンジニアといった様々な職種の人たちがいて、DeNAの多々あるサービスのマーケティング、ブランディングにおけるクリエイティブの企画・制作・進行を行っています。

竹尾さん: 僕はジャンルや制作表現に囚われず、目標を達成するためにつくるべきものをつくる、デジタルもアナログもどちらも制作するデザイナーという名の何でも屋です。自動運転事業のブランディング・プロモーションツールに加え、車の発着場や、自動運転状況をモニタリングする画面のUI/UX設計など、単純にビジュアルを制作するだけでなくお客さんの体験をつくるところまで任されています。

渡辺さん: グラフィックデザインだけではなく、プロダクトデザイン(立体物)、アプリのUIデザインやWebデザインまで、横断的につくる技術を身につけるのって結構難しいじゃないですか。それができる人は少ないと思っていて、竹尾さんはそこができる魅力的なデザイナーだと思います。
僕はビジネス視点でデザインを考えていますが、竹尾さんのようなデザイナーは、まず良いものをつくることを1番に考えています。そこで一緒に議論しながらもの作りをすることで、結果的にビジネス上の目標を達成しつつ、クリエイティブな視点で見ても優れているモノをつくっていければと思っています。

竹尾さん: 渡辺さんのように、マーケティング領域を長く経験している人がクリエイティブの力をうまく展開しているので、良いシナジーが生まれていると思います。
ビジネスにも精通し、デザインの価値を理解してくれているリーダーがいると、デザイナーはとても働きやすく力を発揮しやすいと思います。

渡辺さん: クリエイティブの力で新たなビジネスを切り開くのが、僕らのひとつのミッションだと思っています。クリエイティブとビジネスを掛け合わせて、新しいアイデアを生み出し、お金を稼ぐ仕組みまでつくる。僕らが今後もチャレンジしたいことですね。

新しくできた「DeNA Design Strategies Office Portfolio」とは、どのようなサイトですか。

竹尾さん: 名前のとおりですが、 “デザイン戦略室のポートフォリオサイト” です。リニューアル前のサイトでは、個々のクリエイターが作っているものにフォーカスしていたのですが、職種や人よって公開できないプロジェクトが多く、メンバーによってややばらつきがあり、サイトの良さをうまく活用できていない印象がありました。
人を強調して見せるより、単純に会社としてどのようなプロダクトをつくっているのかフォーカスしたほうが、ものづくりを追求している熱量あるクリエイターには刺さると思ったんです。ですので、今回はシンプルにプロジェクトにフォーカスしたポートフォリオサイトを制作しました。

渡辺さん: タイミングっていうのもありますね。今までのDeNAは、デザインとして見せられるものがそこまで多くなかったのですが、最近は実績が増えてきたので、このような構成とデザインにすることが出来ました。

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なぜ、今回のようなデザインになったのでしょうか

竹尾さん: デザイン戦略室をビジュアル化したらどのような組織なのか考えました。デザイン戦略室は様々な事業部にクリエイターが出向するような形で、サービスをつくったりブランディングしたりしています。DeNAのなかに“デザイン制作会社”があるようなイメージです。
部署のサイトですので掲載情報は極簡易的ではあるのですが、デザイン戦略室の価値を表すためにはプロジェクトを大きく見せることが1番だと思ったんです。

当初の検討段階では縦スクロールで各プロジェクト、組織紹介、人物紹介などをシンプルに掲載する構成でしたが、最終的にトップページで各プロジェクトの画像を大きく表示し、横にスライドする構成にしました。
デザイン戦略室が制作するのはサービスに関わる全てのものが対象ですので、多岐に渡ります。WEBサイトやアプリなど 画面上のものはもちろん、サービスのVI、グッズや販促ツール等の印刷物、車のパッケージや空間デザイン、キャラクターや特殊デバイスなど様々です。一目でそのことをわかってもらえるようにしようと思いました。
IT企業のサイトを開いて、車が一番最初に大きく表示されたらフックになると思いませんか?ビジュアルから、新しいことに挑戦しているIT企業だということが伝わると嬉しいです。

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ポートフォリオサイトには「革新のために、壊して創る。」というコピーが掲げられていますが、このメッセージにはどのような意味や想いが込められているのでしょうか。

渡辺さん: 大きく2つの意味があります。1つ目は、デザイナーの方だとよくわかると思うのですが、一度制作したデザインを、次の日見たら「なんか違うな。」って思うことあるじゃないですか。一度作ったもので満足せず、何回も作り直して、より良い物にしていくマインドを持ってほしいという思いになります。
そして2つ目は、うまくいっているサービスであっても、新しいチャレンジをしていかないと、時代に取り残されてしまう。そういう意味でも随時クリエイティブチャレンジを行い、今まで作ってきたものを壊してでも新しい体験をユーザーに届けたい。
そういった意識を持ってもらいたいと思い、考えてつくったメッセージです。

今後このポートフォリオサイトをどのように展開していきたいですか。

竹尾さん: 年に3〜4回ほど、たまってきた仕事(プロジェクト)を追加更新していきたいです。新規事業で制作したプロダクトもそうですし、継続している事業も常に新しいものを作り続けているので、更新するものはなくならないと思います。
また、新しいメンバーが入ってきたらどんどん紹介していきたいです。デザイン戦略室には90名ほどのメンバーが在席しており、現段階で掲載できているのはほんの一部です。
また、DeNA DESIGN BLOGとこのポートフォリオサイトは連携しているので、ポートフォリオサイトに新しいプロジェクトを追加する場合は、そのプロジェクトに携わっているクリエイターのプロフィールと、インタビューを掲載し、循環してDeNAの人や関わっているプロジェクトを知っていただけるようにしたいです。

今後もデザイン戦略室のポートフォリオサイトで、DeNAの挑戦を知ることができたら嬉しいです。渡辺さん、竹尾さん、お話ありがとうございました!