VueConf.US 2019 参加レポート2日目
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VueConf.US 2019 参加レポート
2日目

アメリカはフロリダ州タンパで開催された Vue.js 公式のカンファレンス
VueConf.US 2019」に参加してきました。
カンファレンス1日目に続き、カンファレンス2日目の模様をレポートさせていただきます。

セッション

特に印象に残ったセッションを挙げさせていただきます。

Chris Fritz

前日の Evan のセッションでは語られなかった Vue3 のシンタックスの廃止や変更点について紹介されています。
template 内の root node が複数可能になるなどの様々な変更があります。
Vue 3: What I'm Most Excited About

Guillaume Chau

パフォーマンスを改善するための方法がソースコードとデモで紹介されています。
デモを開いていただけると分かりますが、functional component として template に「functional 属性」を追加したり、
変数に格納してキャッシュすることで、劇的なパフォーマンス改善が確認できます。
必見のスライドです。
9 Performance Secrets Revealed
Demo

Jacob Schatz

Gang of Four の書籍『オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン』の考え方から、どのように問題を解決するのか、設計や名前の付け方に関して勉強になりました。
Phenomenal Design Patterns In Vue

各セッションの動画は VueMastery にて準備でき次第アップされます。

サプライズ

カンファレンス開催中、 Gino Savarino 氏 によるライブペイントが行われていました。

カンファレンスのフィナーレでは完成した絵が18枚に分割され、抽選で配布されました。
当選者の名前がスクリーンに映し出され、呼ばれるのですが、なんと私の名前もあり当選しました!

スーパーで気泡緩衝材とテープを購入して梱包し、飛行機の手荷物として預け、日本まで持って帰ることができました。
思わぬサプライズでしたが、VueConf.US に参加した良き思い出となりました。

海外カンファレンスに参加して良かったこと・知ったこと

技術の話は世界共通

みなさん技術の話が好きで、そういう意味では日本で同僚と話してる内容とさほど変わりませんでした。
当たり前ですが、それを実感できたことは大きかったです。

英語の必要性

技術的な英語がある程度理解できれば、カンファレンスの参加は可能だと思います。
英語はエンジニアとして間違いなくプラスになります。
今回は渡航までに「旅行」と「JavaScript」周辺の単語を集中して学習しました。
英語学習はこれからも続けていこうと思います。

Uber で移動

Uber が普及している本場アメリカで体験することができました。
UX が言語の壁を超えており、困ることがなく本当に便利でした。

最後に

カンファレンスだけではなく、トランジット・Uber・宿泊・買い物…etc. 海外渡航から得られたものは大きかったです。
情報はすぐに手に入ったとしても、体験した自分はどう思ったのかが大事で、そこから新たなアイデアへ繋がるのかなと、そのように感じました。
これからもインプットし続け、より良いサービスを届けたいと思います。